組み込みデータベース
Squidのアプリケーションには、組み込みのNoSQLデータベースコネクタが装備されています。コネクタIDが指定されない場合、デフォルトでこのコネクタが使用されます。
このデータベースを利用すれば、外部データベースに接続することなくSquidをすぐに始めることができます。ユースケースや要件に応じて、他のコネクタと併用することも、単体のデータベースとして使用することも可能です。
このデータベースはNoSQLであるため、アクセスするコレクションは存在しない場合、自動的に作成されます。
データベースへのアクセス
データベースへは、Squid Client SDK を利用してクエリの実行やデータの変更を行います。
const usersCollection = squid.collection<User>('users');
const users = await usersCollection.query().snapshot();
await usersCollection.doc('new_user_id').insert({ name: 'John Doe' });
このデータベースはデフォルトのコネクタであるため、アクセス時にコネクタIDを指定する必要はありません。
スキーマの定義
他のコネクタと同様に、データベースのスキーマを定義することができます。スキーマを定義すると、バックエンドによって変更されない限り、挿入または更新されるすべてのデータに対してそのスキーマが適用されます。(バックエンドの場合は、セキュリティルールやスキーマ検証を回避できます。)

次のステップ
Squidでのデータの取り扱い方法については、Client SDK ドキュメント をご覧ください。